眼病平癒のご利益があるとされ、古くから信仰を集めてきた油山寺。 三重塔や本堂など、歴史を感じさせる建造物が立ち並びます。 秋には、境内が鮮やかな紅葉に染まり、幻想的な風景が広がります。
油山寺は、静岡県袋井市にある真言宗智山派の寺院で、遠州三山の1つに数えられています。 701年に行基によって創建され、油が湧き出したことから「油山寺」と名付けられました。 その後、749年に孝謙天皇が眼病平癒を願い、当寺の「るりの滝」の水で眼を洗浄したところ、全快したことから勅願寺に定められました。 以来、特に目の守護、眼病平癒の寺として信仰を集めてきました。 境内には、国宝に指定されている三重塔や本堂など、歴史を感じさせる建造物が数多く残っています。 三重塔は、1572年の兵火により焼失した後、1574年から再建が開始され、1611年に完成しました。 本堂は、1738年に建立されました。 また、油山寺は、秋には、境内が鮮やかな紅葉に染まり、幻想的な風景が広がることで知られています。 紅葉シーズンには多くの観光客が訪れ、静寂の中に美しい紅葉を楽しむことができます。 油山寺は、歴史と自然を感じることができる、魅力的な観光スポットです。 眼病平癒のご利益があることから、目の健康を祈願する人や、紅葉を楽しみたい人におすすめです。 アクセスも良好で、電車や車でのアクセスも可能です。 ぜひ、油山寺を訪れてみてください。