函館の街並みを彩る歴史的建造物、洋風の美しい教会。
函館聖ヨハネ教会は、函館市元町にある、世界聖公会の聖堂です。英国人のデニング宣教師が1874年に道内最初の聖公会として活動を始めた場所で、現在の聖堂は1979年に落成しました。聖公会の礼拝堂では珍しくドーム型の天井を持つ近代的な建築で、函館市の観光拠点の一つとなっています。見学は無料で、建物の周囲を見て回ることができます。 周辺には、同じく函館を代表する教会として知られるハリストス正教会やカトリック元町教会など、他の宗派の教会も点在しています。それぞれの教会が特徴的な建築様式を持つため、比べてみるとより一層趣を感じることができます。特に、ハリストス正教会はロシア正教会の伝統的な建築様式を取り入れた美しい教会で、聖堂内部のイコンや壁画も見応えがあります。カトリック元町教会は、ゴシック様式の尖塔を持つレンガ造りの教会で、教会内部のステンドグラスも美しく、静寂の中に神聖な雰囲気を感じることができます。 函館聖ヨハネ教会は、函館の歴史と文化を感じることができる貴重な場所です。函館を訪れた際は、ぜひこれらの教会を巡り、それぞれの教会が持つ独特の魅力を体感してみてください。きっと忘れられない思い出になるでしょう。