函館の街並みを彩るロシア正教会の美しい建築。国の重要文化財にも指定されており、歴史と信仰を感じられる特別な場所です。
函館ハリストス正教会は、1860年にロシア領事館の付属聖堂として建てられたのが始まりです。その後、日本正教会の伝道の中心地となり、現在の聖堂は1916年に再建されたものです。ロシア正教会様式の美しい建築様式は、函館の街並みを彩る貴重な存在です。白い漆喰壁と青い屋根、そして特徴的な十字架が印象的です。教会内部は撮影禁止ですが、静かで神聖な雰囲気に包まれ、心落ち着く時間を過ごせます。天井の高い聖堂内には、聖像画家山下りんによるイコンが飾られており、その美しさは圧巻です。教会のすぐ近くには、函館聖ヨハネ教会やカトリック元町教会など、他の教会も建ち並んでおり、教会巡りを楽しむのもおすすめです。函館ハリストス正教会は、歴史と信仰、そして芸術に触れることができる、特別な場所です。函館観光の際には、ぜひ訪れてみてください。