源頼朝ゆかりの神社で、都内でも有数の広大な社叢を誇る井草八幡宮。アニメ『物語シリーズ』のモデルにもなったことから、近年注目を集めています。
井草八幡宮は、東京都杉並区善福寺にある八幡神社で、源頼朝ゆかりの神社として知られています。創建は平安時代末期とされ、当初は春日社を祀っていましたが、源頼朝が奥州征伐の戦勝祈願をしたことで八幡大神を主祭神とするようになったと伝えられています。 井草八幡宮は、都内でも有数の広大な社叢を誇り、緑豊かな自然に囲まれた静寂の空間が広がっています。境内には、源頼朝が手植えし奉献したと伝えられる老松「天然記念物-井草八幡の松」の樹根の一部が飾られており、歴史を感じることができます。この老松は、かつては高さ約40mにも及ぶ巨木でしたが、1973年に枯れてしまいました。しかし、その樹根は大切に保管され、現在も参拝客に見ることができます。 近年では、アニメ『物語シリーズ』にて作中の北白蛇神社のモデルになったことから、ファンも多く訪れるようになっています。物語シリーズのファンにとっては、聖地巡礼のスポットとしても人気があります。 井草八幡宮は、静かで落ち着いた雰囲気の中でゆったりと過ごせる場所です。緑豊かな自然に囲まれ、歴史を感じることができるので、都会の喧騒を離れて心身を休ませたい方におすすめです。