樹齢650年以上の「骨波田のフジ」は圧巻!
長泉寺は、埼玉県本庄市にある曹洞宗の寺院。関東管領上杉顕定の開基とされ、長い歴史を持つ。かつての境内は、3万平方メートルもある大伽藍であったが、1842年(天保13年)の山火事で焼失してしまった。現在も残る「骨波田のフジ」は、1753年(宝暦3年)に植栽されたもので、樹齢650年以上と推定されている。藤棚の広さは2000m2に及び、濃藤色、淡藤色、ピンク色、白色の4色の藤が咲き乱れる様は、まさに圧巻!藤の開花時期は4月下旬から5月上旬で、その時期には多くの人が訪れ、境内は賑わいを見せる。藤の他にも、樹齢350年と250年の藤もあり、藤の種類は8種、8棚に分かれている。長泉寺は、歴史と自然を感じることができる、おすすめの観光スポットである。