国の重要文化財に指定された茅葺屋根の本殿が美しい、歴史と静寂に包まれた神社です。
松尾神社は、平安時代から伝わる歴史ある神社で、石川県羽咋郡志賀町町居にあります。承和元年(834年)に山城国松神社より勧請されたと伝えられており、祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)と玉依比賣命(たまよりひめのみこと)です。古くから地域の人々に崇敬されてきた神社で、その歴史は長く、現在も多くの参拝者が訪れます。 特に見どころは、国の重要文化財に指定されている本殿です。本殿は、室町時代末期の建築様式で、茅葺屋根が特徴です。構造や手法からその時代の建築技術の高さがうかがえます。また、拝殿は石川県文化財に指定されており、本殿と合わせて見学することができます。拝殿は、本殿よりも新しい建物ですが、それでも歴史を感じさせる風格があります。 松尾神社は、静寂の中に歴史を感じられる場所であり、周辺には田園風景が広がり、のどかな雰囲気の中でゆったりと過ごすことができます。神社の境内には、巨木がそびえ立ち、木漏れ日が差し込む静かな空間が広がっています。また、神社の周辺には、自然豊かな散策コースがあり、四季折々の景色を楽しむことができます。 松尾神社は、歴史と自然に囲まれた、心落ち着く場所です。石川県を訪れた際は、ぜひ松尾神社に立ち寄ってみてください。