塩田で財を成した豪商の屋敷!当時の暮らしや塩田の歴史を感じられる。
旧野﨑家住宅は、江戸時代後期に大規模な塩田を開き、「塩田王国」を築いた野﨑武左衛門の屋敷です。約3,000坪の敷地には、約1,000坪にわたる主屋群と6棟の土蔵が建ち並び、当時の豪商の暮らしを垣間見ることができます。主屋は、9つの座敷を見通すことができる中座敷など、見事な造りで、当時の贅沢な暮らしぶりがうかがえます。また、台所には、当時の塩田で実際に使われていた道具などが展示されており、塩づくりの様子を想像することができます。塩田に関する資料や歴史なども閲覧可能で、塩業の歴史を学ぶこともできます。塩業歴史館が併設され、「塩づくり体験館」では無料で塩づくり体験(要予約)ができます。塩田の風景を再現した庭園や、お茶室なども見どころです。 旧野﨑家住宅は、映画やドラマのロケ地としても人気で、近年では「ミステリと言う勿れ」のロケ地として注目を集めています。映画のファンなら、ぜひ訪れてみたい場所です。 旧野﨑家住宅は、歴史を感じながら、当時の豪商の暮らしや塩田の歴史を学ぶことができる貴重な場所です。倉敷を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。