江戸時代の蔵を改装した、倉敷の歴史が詰まった博物館。古代の貴重な資料を展示しています。
倉敷考古館は、倉敷美観地区の中心に位置する、江戸時代の蔵を改装した博物館です。倉敷を含む岡山県地方は「吉備」と呼ばれ、古代には優れた文化を持っていたことから、多くの遺跡が残っています。倉敷考古館では、これらの遺跡から発掘された貴重な出土品を展示し、地域文化の源流を紹介しています。展示されているのは、古墳時代の土器や石器、弥生時代の農耕具、そして古代の住居跡など多岐にわたります。これらの遺物を通して、古代の人の暮らしや文化を垣間見ることができます。また、館内には、倉敷の歴史や文化に関する資料も展示されており、倉敷の過去と現在を繋ぐ貴重な資料となっています。倉敷考古館は、歴史に興味がある方だけでなく、倉敷美観地区を訪れた際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。江戸時代の蔵の風情を感じながら、古代の文化に触れることができます。