熊野古道中辺路に鎮座する、朱塗り檜皮葺の美しい社殿は、熊野古道沿いの神社では現存最古のもので、和歌山県指定有形文化財(建造物)に指定されています。
高原熊野神社は、熊野古道中辺路を歩く旅人に静寂と安らぎを与えてくれる、歴史と自然に包まれた神社。応永10年(1403年)に建てられた朱塗り檜皮葺、春日造の社殿は、熊野古道沿いの神社では現存最古のもので、和歌山県指定有形文化財(建造物)に指定されている。その歴史と美しさを感じることができる。また、境内には樹齢1000年を超える楠の大木がそびえ立ち、神聖な空気を醸し出している。神社のすぐ近くには、古道散策者の休憩所「霧の里」があり、果無山脈を一望できる絶景を眺めることができる。雄大な自然と歴史を感じながら、心身ともにリフレッシュできる場所だ。熊野古道中辺路を歩く際には、ぜひ立ち寄ってみてほしい。