日本で唯一現存するロシア帝国による在外公館建築!歴史を感じながら、当時の様子を想像してみてください。
旧ロシア領事館は、1908年に建てられたもので、函館で最も早く開設されたロシア領事館です。ロシア革命後、日ソ基本条約締結によりソビエト連邦の領事館となりましたが、太平洋戦争末期の1944年に閉鎖されました。戦後は外務省の管理となり、1964年に函館市が購入し、「函館市立道南青年の家」となりました。しかし、1996年に「道南青年の家」は廃止され、長年閉鎖されたままの状態でした。2020年に1日だけ一般公開された後、2021年に名古屋市内の企業に売却され、2023年3月にホテルとして再生する工事が始まりました。 旧ロシア領事館は、函館の歴史を語る上で重要な場所であり、日本の近代建築史においても貴重な文化財です。ホテルとして生まれ変わった旧ロシア領事館は、新たな魅力を発信し、函館の観光拠点としてさらに注目を集めることでしょう。 函館を訪れた際は、ぜひ旧ロシア領事館を訪れて、歴史を感じてみてください。