江戸時代後期の豪商屋敷で、国の重要文化財に指定されている。倉敷格子や倉敷窓など、当時の建築様式を見ることができる。
語らい座 大原本邸は、倉敷美観地区の中心に位置する、江戸時代後期に建てられた豪商屋敷です。明治時代に倉敷紡績を設立した大原孫三郎の祖父、大原孝四郎が住んでいた場所で、昭和46年に母屋を始め敷地内10棟が国の重要文化財に指定されました。 当時の暮らしをしのばせる、倉敷格子や倉敷窓など、伝統的な建築様式を見ることができます。また、屋敷内には、大原家の歴史や思想を紹介する展示や、静寂の日本庭園もあり、ゆっくりと散策することができます。 大原家は、倉敷の経済・文化の発展に大きく貢献した家系として知られており、孫三郎氏、總一郎氏の社会貢献思想、経済哲学は、倉敷の商家に脈々と伝わる「商人(あきんど)道」とも言うべき合理性や考え方の系譜に繋がります。 語らい座 大原本邸は、単なる記念館ではなく、大原家の生き方や思想に触れ、未来について語り合うことができる場所です。ぜひ訪れて、当時の暮らしや大原家の精神に触れてみてください。