愛媛県西条市の山中に佇む、紅葉の名所として知られる寺院です。
西山興隆寺は、愛媛県西条市の山中に佇む、紅葉の名所として知られる真言宗醍醐派の寺院です。創建の経緯は定かではありませんが、寺伝によれば、皇極天皇元年(642年)に空鉢上人によって創建されたといい、その後報恩大師、空海(弘法大師)が入山し、桓武天皇の勅願寺ともなったという。源頼朝、河野氏、歴代の松山藩主、小松藩主をはじめとする地元の有力者の尊崇を得て護持されてきた歴史があります。境内には、本堂や三重塔などの歴史的な建造物が立ち並び、秋には、山全体が燃え盛るような紅葉に包まれ、幻想的な景色が広がります。静寂の中に凛とした空気を漂わせる寺院は、都会の喧騒を離れ、ゆったりと心を休ませたい方におすすめです。また、四国別格二十霊場第十番札所、四国三十六不動尊第二十二番札所、四国(東予)七福神(恵美寿尊)、伊予道十観音霊場第二番札所としても知られており、多くの参拝者で賑わっています。歴史と自然に囲まれた西山興隆寺で、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。