国の重要文化財に指定された両部鳥居や、天正年間から江戸時代前期の建築様式が混在した本殿など、歴史を感じられる見どころが満載です。
岩屋熊野座神社は、熊本県人吉市にある神社で、古くから人吉の人々に親しまれてきました。この神社は、神仏習合の信仰が色濃く残る神社として知られており、国の重要文化財に指定されている両部鳥居や、天正年間から江戸時代前期の建築様式が混在した本殿など、歴史的にも貴重な建造物が数多く存在しています。 両部鳥居は、独特の凝灰岩製で、稚児柱を持つ珍しい構造をしています。稚児柱とは、鳥居の柱の間に立てられた小さな柱のことで、神聖な場所であることを示すシンボルです。この鳥居は、1701年に建立されたもので、当時の建築技術の高さをうかがわせます。 本殿は、天正年間から江戸時代前期にかけての建築様式が混在したもので、歴史的にも価値が高い建造物です。神社の周辺には、豊かな自然が広がっており、静寂の空間でゆっくりと過ごすことができます。 岩屋熊野座神社は、歴史と文化を感じられるだけでなく、自然に囲まれた静寂の空間で心身のリフレッシュにも最適な場所です。人吉を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。