球磨川と胸川を天然の堀とする、歴史と自然が調和した城跡。
人吉城跡は、鎌倉時代に相良氏が築城した城で、その後、約700年間にわたって相良氏の居城として繁栄しました。球磨川と胸川を天然の堀として利用した戦略的な立地が特徴で、城跡全体が国の史跡に指定されています。 城跡内には、本丸、二の丸、三の丸などの遺構が残っており、当時の城下町の賑わいを偲ぶことができます。特に、二の丸、三の丸からは人吉市街地を一望でき、雄大な球磨川と緑豊かな山並みを背景に、素晴らしい景色を楽しむことができます。 春には桜が咲き乱れ、城跡全体がピンク色に染まります。桜の季節には、多くの人が訪れて花見を楽しんでいます。また、秋には紅葉も見事なので、一年を通して美しい景色を楽しむことができます。 人吉城跡は、歴史と自然が調和した、素晴らしい観光スポットです。ぜひ訪れて、その魅力を体感してみてください。 なお、令和2年7月豪雨の影響により、現在、一部立入禁止区域があります。最新の状況は、人吉市観光協会のホームページ等でご確認ください。