東山を借景にした雄大な池泉回遊式庭園。四季折々の美しい風景と静寂の世界に包まれ、心安らぐひとときを過ごせます。
無鄰菴は、明治・大正期の元老・山縣有朋が晩年の別荘として造営した庭園です。1895年(明治28年)から1901年(明治34年)にかけて、当時の著名な庭園デザイナーであった小川治兵衛によって設計されました。 庭園は、東山を借景にした池泉回遊式庭園で、約4万坪の広大な敷地内に、池、滝、橋、石組みなどが配置されています。四季折々の美しい風景を楽しむことができ、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、一年を通して魅力的な庭園です。 庭園内には、茶室や書院など、歴史を感じさせる建物も点在しています。茶室は、書院造りの建物で、庭園を眺めながら抹茶を楽しむことができます。書院は、山縣有朋が実際に使用していた建物で、当時の暮らしを垣間見ることができます。 無鄰菴は、静寂の世界に包まれた空間で、心安らぐ癒やしの空間です。都会の喧騒を離れて、ゆったりと過ごすのに最適な場所です。 アクセスは、京都駅から京都バス17系統または18系統(土曜休日のみ運行)乗車46分、上橋バス停下車徒歩すぐ。京都市営地下鉄烏丸線「国際会館駅」より京都バス19系統乗車5分、上橋バス停下車徒歩すぐ。叡山電鉄叡山本線三宅八幡駅下車徒歩10分です。