鎌倉を代表する絶景「悟りの窓」から眺める、四季折々の美しい景色は格別です。特に、6月の紫陽花の見頃は圧巻!
明月院は、鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の寺院で、正式には福源山明月院と号します。平安時代後期、山内俊通の供養のために創建された明月庵が始まりとされ、その後、関東管領・上杉憲方が、密室守厳を開山として明月院を開創しました。 明月院は、古くから「あじさい寺」として知られており、6月には、境内一面に咲き乱れる紫陽花を見ることができます。特に、明月院でしか見られない「明月院ブルー」と呼ばれる、淡い青色の紫陽花は、多くの観光客を魅了しています。 また、春には桜や梅、秋には紅葉など、一年を通して美しい花々を楽しむことができます。 明月院の大きな特徴は、なんと言っても「悟りの窓」です。これは、方丈内の円窓から眺める景色を指し、鎌倉を代表する絶景として知られています。四季折々の美しい景色を、丸い額に入った絵画のように楽しむことができ、訪れる人の心を和ませます。 静寂に包まれた境内を散策し、美しい景色と、心安らぐ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。