360度のパノラマビューを楽しめる絶景スポット。 秋から冬にかけては雲海が発生し、幻想的な景色が広がる。
国見ヶ丘は、宮崎県高千穂町にある標高513メートルの丘で、360度のパノラマビューを楽しめる絶景スポットとして知られている。 東には高千穂盆地が広がり、朝日が昇る様子を望むことができる。 西の方角には、遠く阿蘇外輪山と五岳(涅槃像に見える)がそびえ立ち、雄大な景色が広がる。 北には祖母山などの山々が連なり、南には二上山から続く椎葉山などが望める。 特に、秋から初冬にかけては、条件が揃えば雲海が発生し、幻想的な景色が広がる。 雲海に覆われた高千穂盆地や、山々が浮かび上がる様は、息を呑む美しさだ。 国見ヶ丘の名前の由来は、日本神話の建磐龍命が九州統治の際に、この丘に立ち寄って国見をしたという伝説に由来する。 高千穂地方の民謡「刈干切唄」の発祥地とも目され、毎年10月の第1土・日曜日に「正調刈干切唄全国大会」が開催される。 国見ヶ丘は、自然の壮大さを感じ、歴史ロマンに想いを馳せることができる、おすすめの観光スポットだ。