雨に濡れると青く光る石畳が美しい、歴史情緒あふれる散策道。
青石畳通りは、島根県松江市美保関町にある、美保神社から仏谷寺へと続く約200メートルの石畳の道です。江戸時代後期に、海石を敷き詰めて造られたこの道は、雨に濡れると石が青く光って見えることから「青石畳通り」と呼ばれるようになりました。 かつては、美保神社への参拝道として、多くの人々が行き交っていたそうです。今では静かで落ち着いた雰囲気ですが、石畳や建物の佇まいからは、当時の賑わいを垣間見ることができます。 石畳の両側には、歴史を感じさせる古い町並みが残り、風情ある風景が広がっています。道中には、かつて廻船問屋や商家が軒を連ねていたという、趣のある建物が数多く残っています。 青石畳通りは、歴史と自然が調和した、美しく穏やかな散策道です。ゆっくりと時間をかけて、石畳の道を歩きながら、昔の暮らしや文化に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。きっと、忘れられない思い出になるはずです。