松平家の菩提寺として知られる月照寺は、静寂に包まれた美しい庭園と巨大な亀の石碑が印象的な寺院です。
月照寺は、島根県松江市にある松平家の菩提寺です。松江藩松平家は、江戸時代初期に松江城を築き、200年以上松江を治めました。月照寺は、松平家の初代藩主・松平直政公が、慶長7年(1602年)に建立したとされています。その後、松平家の歴代藩主が、この寺に葬られました。 月照寺の境内は、静寂に包まれた美しい庭園です。四季折々の花々が咲き乱れ、訪れる人の心を和ませます。特に、あじさいの季節は、色とりどりの花が咲き誇り、水面に映る風景は格別です。 また、月照寺には、巨大な亀の石碑があります。これは、松平不昧公が父・松平宗衍公の長寿を願って建立したものです。不昧公は、松江藩の文化を大きく発展させた名君として知られています。その不昧公が建立した亀の石碑は、その独特な姿で、訪れる人の印象に残ります。 月照寺は、歴史と自然が調和した美しい寺院です。松江を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。