高野山壇上伽藍・金剛峯寺
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高野山の中心にある、弘法大師ゆかりの聖地。
おすすめポイント
- 真言密教のシンボルである根本大塔
- 高野山の総本堂である金堂
- 弘法大師の御影を祀る御影堂
- 六角経蔵
- 三鈷の松
概要
壇上伽藍は、高野山の総本山である金剛峯寺の伽藍の一つで、弘法大師空海が真言密教の根本道場を開いた際に最初に整備された場所です。弘法大師は、816年に高野山に登り、この地に密教の根本道場を開きました。その際に最初に整備したのが、壇上伽藍です。 壇上伽藍は、中心に位置する根本大塔を中心に、金堂、講堂、大師廟、御影堂などの建造物が配置されています。これらの建造物は、すべて弘法大師の思想に基づいて建てられており、真言密教の世界観を表現しています。 壇上伽藍の中心にある根本大塔は、真言密教のシンボルとして、高さ48.5mの威容を誇ります。内部には、曼荼羅の世界を立体的に表現した「立体曼荼羅」が安置されています。この立体曼荼羅は、空海の思想を具現化したもので、密教の世界観を象徴するものです。 金堂は、高野山の総本堂であり、重要な行事の多くがここで執り行われます。金堂の御本尊は、秘仏となっている薬師如来です。御影堂は、弘法大師が住んでいたとされるお堂です。弘法大師の御影が祀られてから、御影堂と呼ばれるようになりました。 御影堂は、一般には非公開ですが、年に一度、弘法大師の命日に行われる「御逮夜法会」の夜にだけ、一般公開されます。この御逮夜法会は、高野山で最も重要な行事の一つであり、多くの参拝者が訪れます。 壇上伽藍は、高野山の歴史と文化を伝える重要な場所です。高野山を訪れる際には、ぜひ壇上伽藍を訪れて、その荘厳な景観と歴史を感じてみてください。