1300年以上の歴史を持つ修験道の総本山。春には山肌をピンクに染める桜、秋には紅葉と、四季折々の美しさを見せてくれます。
金峯山寺は、奈良県吉野郡吉野町にある、ユネスコの世界遺産に登録された、修験道の総本山です。1300年以上前に役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたとされ、古来より霊山として崇敬されてきました。 金峯山寺は、吉野山の山腹に位置し、その中心的な存在となっています。山腹いっぱいに広がる桜は圧巻で、春には多くの観光客が訪れます。秋には紅葉が山を彩り、四季折々の美しさを見せてくれます。 金峯山寺の見どころは、なんといっても国宝の蔵王堂です。高さ約34メートル、桁行約31メートルという巨大な建物で、内部には金剛蔵王大権現が祀られています。また、金峯山寺には、多くの貴重な仏像や仏画が所蔵されています。 金峯山寺は、静寂に包まれた山間の絶景も魅力の一つです。山腹の道から見下ろす景色は、まさに絶景と言えるでしょう。金峯山寺を訪れる際は、ぜひゆっくりと時間をとって、その雰囲気を味わってみてください。 金峯山寺は、歴史と自然が調和した、まさに聖地と言える場所です。