日本の酢の歴史と文化を体感できる、ミツカングループが運営する博物館。
MIZKAN MUSEUMは、愛知県半田市にある「ミツカングループ」により設立された、日本の酢の歴史と文化を学ぶことができる体験型博物館です。1986年(昭和61年)に開館し、当初は「酢の里」という名称でした。ミツカンの酢造りに関する資料を集大成し、江戸時代から現在までの酢づくりの歴史や製造工程などを見学でき、醸造酢の歴史と文化を探ることができます。 昔のお酢づくりゾーンでは、酢造りに使用された道具や江戸時代からの酢づくりや樽づくり、倉の職人制度や人々の生活、半田の粕酢と江戸前のにぎりずしの関係などを見学できます。今のお酢づくりゾーンでは、「発酵室」の見学ができます。情報発信ゾーンでは、酢のさまざまな効用や使い方、料理メニューなどの情報も発信しています。 2013年(平成25年)11月10日より一時閉館し、2015年(平成27年)11月8日に「MIZKAN MUSEUM」として再オープンしました。愛称は「MIM(ミム)」です。2016年(平成28年)度グッドデザイン賞を受賞、2017年には日本建設業連合会主催の第58回BCS賞を受賞し、また第48回中部建築賞を受賞しました。 MIZKAN MUSEUMは、日本の酢の歴史と文化を学び、体験できる貴重な場所です。半田市を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。