彫刻家イサム・ノグチが設計した、自然と芸術が融合した公園。幾何学的な造形美と広大な緑地が織りなす景観は圧巻です。
モエレ沼公園は、札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという「環状グリーンベルト構想」における拠点として計画された総合公園です。1982年(昭和57年)に着工後、2005年(平成17年)にグランドオープンしました。基本設計は彫刻家のイサム・ノグチが手がけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもと造成が進められました。 広大な敷地に幾何学的形態を多用した施設が整然と配置されており、自然と芸術が融合した景観を楽しむことができます。また、テニスコート、野球場、陸上競技場のスポーツ施設があり、冬には歩くスキーやモエレ山を利用したスキーやソリといったウィンタースポーツを楽しむこともできます。さらに、ごみ処理場跡地を公園化したこと、再生可能エネルギーを利用した冷房システムを施設に取り入れるなど、自然環境に配慮した公園になっています。 モエレ沼公園は、札幌市民にとって憩いの場であり、観光客にとっても魅力的なスポットです。ぜひ一度訪れて、自然と芸術が融合した独特の景観を体感してみてください。