約3,000本のオンコ(イチイ)や、8種類の約700-800本のカエデなど、四季折々の草木が楽しめる庭園です。
平岡樹芸センターは、北海道札幌市清田区にある植物公園で、豊かな自然と緑に囲まれた癒やしの空間です。 もともと北国に合う庭木の見本園として故・竹澤三次郎氏が所有していた土地・樹木の寄贈を受け、昭和59年に開園しました。 園内には、約3,000本のオンコ(イチイ)や、8種類の約700-800本のカエデなど、様々な樹木が植えられており、四季折々の美しい景色を楽しめます。 特に、6月頃に新芽を吹くオンコは、丸く刈り込まれたものから生け垣まで、緑色のグラデーションが美しく、訪れる人の心を和ませます。 また、秋にはカエデが燃えるような紅葉を見せ、園内は赤や黄色、オレンジ色に染まります。 約150mにわたるノムラモミジ並木は、特に美しく、多くの観光客が足を運びます。 平岡樹芸センターには、日本庭園も造られており、池や四阿などが配置され、落ち着いた空間でゆっくりと過ごすことができます。 さらに、緑の相談コーナーや講義室、展示室、図書コーナーなどが設けられた「庭木相談所」があり、市民園芸普及の役割を担っています。 園芸に関する相談や、イベント情報なども得ることができます。 平岡樹芸センターは、自然を満喫したり、癒やされたり、学びを得たりできる、多様な魅力を持つ植物公園です。 ぜひ一度訪れてみてください。