札幌市で最大級の公園!広大な敷地には、自然豊かな山林や散策路、梅林、池、湿地などがあり、四季折々の美しい景色を楽しめます。
平岡公園は、札幌市中心部から南東11kmに位置し、1982年から整備が進められている公園です。札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという「環状グリーンベルト構想」の拠点公園として位置づけられています。公園は道央自動車道と並行する札幌新道を挟んで東西に分かれており、西側48.4ヘクタールは自然の姿をとどめた山林や散策路、すり鉢状の地形をした梅林、自然観察ができる池や湿地があり、東側18ヘクタールは多目的広場や散策路、壁泉があります。 公園の55%を覆う山林は、コナラ(ドングリ)の北限に位置し、キタキツネやカワセミなどの動物やコクワガタやオニヤンマなどの昆虫類、エンレイソウやミズバショウなどの植物、エゾアカガエル、イバラトミヨ(トミヨ)などの両生類や魚類など様々な生き物が生息しています。湿地はヨシを主体として一部ではカサスゲやミズバショウが群落を形成し、エゾノリュウキンカなどを植栽しています。 また、スポーツ施設として野球場、テニスコート、ゲートボール場、パークゴルフ場があります。これらの施設は、地域住民の健康増進やレクリエーションの場として利用されています。 平岡公園は、自然とふれあい、スポーツを楽しむことができる、札幌市民にとって貴重な存在です。四季折々の美しい景色を眺めながら、ゆったりと過ごすことができます。ぜひ一度訪れてみてください。