まるで神殿遺跡のような雰囲気の、廃線跡の鉄橋と4本のスノーシェッド群が織りなす絶景!
東赤谷連続洞門は、新潟県新発田市の山間部にある、通称「東赤谷連続洞門(どうもん)」と呼ばれる場所です。赤谷鉱山が閉山した後、鉱山跡地に建設された4本のスノーシェッド群であり、渓谷に架かる赤い鉄橋の残骸とのコントラストが美しく、まるで神殿遺跡のような雰囲気を醸し出しています。 この場所は、かつては赤谷鉱山へのアクセス道路として使われていました。鉱山は、1960年代から銅や鉛などの鉱石を産出していましたが、1990年代に閉山しました。その後、道路は廃線となり、現在は「東赤谷連続洞門」として、観光スポットとして人気を集めています。 洞門は、コンクリート製で、全長は約100m。洞門内は、薄暗く、神秘的な雰囲気に包まれています。洞門を抜けた先に、渓谷に架かる赤い鉄橋の残骸があります。鉄橋は、かつては鉱山への資材を運ぶためのものだったそうです。鉄橋は、朽ち果てていますが、その姿は美しく、訪れる人々を魅了しています。 東赤谷連続洞門は、写真撮影スポットとしても人気です。特に、夕暮れ時や朝日に照らされた風景は、幻想的で美しく、多くの写真愛好家が訪れます。また、紅葉シーズンには、周囲の木々が赤や黄色に色づき、さらに美しい景色を楽しむことができます。 東赤谷連続洞門は、アクセスが少し不便ですが、その分、静かで落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。自然と歴史を感じたい方におすすめのスポットです。