日本三景「天橋立」を一望できる絶景と、歴史深い寺院建築が魅力の成相寺。 西国三十三所巡礼の旅の目的地としても人気です。
成相寺は、京都府宮津市にある橋立真言宗の寺院で、山号は成相山。 本尊は聖観世音菩薩で、西国三十三所巡礼の第28番札所として知られています。 境内から望む天橋立は、まさに絶景! その雄大な景色は、古来より多くの人々を魅了してきました。 成相寺の歴史は古く、寺伝によれば、慶雲元年(704年)、真応上人の開山で文武天皇の勅願寺となったとされています。 その後、幾度かの変遷を経て、現在の地に落ち着いたのは応永7年(1400年)のことです。 山号は古くは「世野山」と称し、雪舟の『天橋立図』(京都国立博物館蔵、国宝)には、「世野山成相寺」の書き込みとともに当寺が描かれていることから、古くから天橋立の風景と深く関わってきたことがわかります。 成相寺は、天橋立の絶景を望むだけでなく、歴史と文化を感じることができる、魅力的な観光スポットです。 ぜひ、成相寺を訪れて、天橋立の雄大な景色と、歴史と文化に触れてみてください。