人間国宝・芹沢銈介の作品と、白井晟一設計による個性的な美術館建築が魅力!
静岡市立芹沢銈介美術館は、日本の伝統工芸である「型絵染」の第一人者として知られる芹沢銈介の作品を展示する美術館です。芹沢銈介は、昭和30年代に「民藝」運動に参加し、日本の伝統工芸の素晴らしさを世に広める活動を行っていました。その思想と技術は、現在でも多くの作家に影響を与え続けています。静岡市立芹沢銈介美術館では、芹沢銈介の作品を通して、日本の伝統工芸の魅力や文化に触れることができます。 美術館の建築は、近代建築の巨匠・白井晟一によって設計されました。白井晟一は、機能美と芸術性を兼ね備えた建築で知られており、静岡市立芹沢銈介美術館もその代表作の一つです。美術館の建物は、周囲の自然環境と調和し、静寂の中に凛とした佇まいを見せています。 美術館では、芹沢銈介の作品だけでなく、彼が収集した民俗資料コレクションも展示されています。芹沢銈介は、世界各地で収集した民俗資料を通して、日本の伝統工芸のルーツを探求していました。これらのコレクションは、芹沢銈介の思想や感性を理解する上で貴重な資料となっています。 静岡市立芹沢銈介美術館は、芹沢銈介の作品を通して、日本の伝統工芸の魅力や文化に触れることができるだけでなく、白井晟一設計による個性的な建築を楽しむことができる美術館です。ぜひ一度訪れてみてください。