弥生時代の暮らしを、復元された建物や出土品を通して体感できる!
静岡県静岡市駿河区にある登呂遺跡は、1943年に軍事工場建設の際に発見された、弥生時代後期の集落遺跡です。国の特別史跡に指定され、水田遺構を伴う集落跡として、弥生時代の水田研究において重要な遺跡として知られています。当時の竪穴式住居や高床倉庫が復元されており、当時の生活の様子を想像することができます。また、土器、木製品、石器、金属器など、様々な出土品が展示されており、当時の技術や文化を学ぶことができます。中でも国の重要文化財に指定されている「静岡県登呂遺跡出土品」は、当時の生活や技術を伝える貴重な資料です。登呂遺跡を訪れる際には、隣接する静岡市立登呂博物館もぜひ訪れてみてください。博物館では、遺跡に関する展示や映像、体験コーナーなどを楽しむことができます。子供向けの展示コーナーもあるので、家族連れでも安心して楽しめます。登呂遺跡は、歴史ファンはもちろん、子供も楽しめるスポットです。ぜひ訪れて、弥生時代のロマンを感じてみてください。