紀伊水道を一望できる絶景と、歴史を感じさせる番所跡が魅力の庭園。夕日の美しさは格別です。
番所庭園は、和歌山市の雑賀崎にある、紀伊水道を一望できる絶景の庭園です。江戸時代に紀州藩の海上への見張り番所が置かれていた場所を整備したもので、園内には番所跡の遺構も残っています。広々とした芝生広場や遊歩道があり、潮風を感じながら散策を楽しむことができます。また、展望台からは、遠く徳島県や淡路島まで見渡すことができ、雄大な景色を満喫できます。夕暮れ時は特に美しく、燃えるような夕焼け空と海のコントラストが印象的です。 番所庭園の歴史は古く、江戸時代には紀州藩の重要な拠点として、海上の警備や情報収集を行っていました。当時の番所は、敵の船の侵入を防ぐため、海岸線に沿って設置されており、番所庭園はその中でも重要な役割を担っていました。現在も、番所跡の石垣や礎石が残っており、当時の様子をしのぶことができます。 番所庭園は、歴史を感じながら自然を満喫できる場所です。四季折々の景色を楽しむことができ、春には桜、秋には紅葉と、一年を通して美しい風景を楽しむことができます。また、園内には休憩所や売店もあり、ゆっくりと時間を過ごすことができます。和歌山を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。