古墳群、古民家、資料館など、古代から現代までの和歌山の歴史と文化を体感できる魅力的なスポットです。
和歌山県立 紀伊風土記の丘は、和歌山市の郊外に位置する、約65haの広大な敷地を持つ歴史公園です。国の特別史跡に指定されている「岩橋千塚古墳群」を中心とし、古墳群、復元された竪穴建物、移築された江戸時代の古民家集落、資料館、万葉植物園などで構成されています。 「岩橋千塚古墳群」は、5世紀から6世紀にかけて築かれた、前方後円墳、円墳、方墳など様々な形式の古墳が約400基も点在する、日本でも最大規模の古墳群です。古墳内部の石室を見学できるものもあり、当時の葬送儀礼や社会構造を知る貴重な資料となっています。 復元された竪穴建物や移築された江戸時代の古民家集落は、当時の暮らしの様子を体感できます。実際に建物の中に入ることができ、当時の道具や生活様式を間近に見て触ることができます。 資料館では、古墳や古民家から出土した遺物や、和歌山の歴史と文化に関する資料が展示されています。考古学的な視点から、古代から現代までの和歌山の歴史を学ぶことができます。 万葉植物園では、万葉集に詠まれた植物が植えられており、当時の自然環境を感じることができます。四季折々の花々が咲き乱れ、散策を楽しむことができます。 丘陵からは和歌山市の街並み、紀ノ川、和泉山脈を一望でき、雄大な景色を楽しむことができます。 紀伊風土記の丘は、歴史、文化、自然を満喫できる、魅力的なスポットです。古代の歴史に興味がある方、家族で楽しめる場所を探している方、和歌山の歴史と文化に触れたい方におすすめです。