るり渓
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光が反射して瑠璃色に見える清流や、浸食された奇岩が織りなす、雄大な自然美を堪能できる渓谷です。
おすすめポイント
- 光の反射で瑠璃色に見える清流
- 水流に浸食された奇岩
- 大小様々な滝
- ハイキングコース
- 紅葉の名所
概要
るり渓は、京都府南丹市園部町大河内にある、全長4kmの渓谷で、1932年に国の名勝に指定され、府立自然公園にも指定されている。日本の音風景100選にも選定されている。
もとは「滑(なめら)」と呼ばれていたが、1905年(明治38年)に当時の船井郡長であった三宅樅陰(みやけしょういん)と埴生小学校校長であった竹内源太郎が訪れた際に、その景色の美しさに感動した三宅が改めて「琉璃渓」と命名したもの。竹内はその後「るり狂」と呼ばれるほど琉璃渓に魅了され、名勝指定に向けた国の調査にも協力した。
名前の由来は渓谷上部にある通天湖から流れ出る清流が、光の反射によって瑠璃色の輝石のように見えることに因む。
水流に浸食された奇岩が多く見られ、滝が点在する。十二勝と呼ばれる12の名所があり、錦繍巌、双龍渕、渇蚪澗、座禅石、水晶簾などの漢詩的な名称が付けられている。
ハイキングコースも整備されており、自然を満喫しながら散策を楽しむことができる。
特に紅葉の時期は、渓谷全体が燃えるような赤や黄色に染まり、大阪や京都近郊の行楽地として人気がある。