国の登録記念物『熊野の長藤』で有名な行興寺の隣にある公園で、見事な藤棚が咲き誇る様は圧巻です。
豊田熊野記念公園は、静岡県磐田市にある、豊かな自然に囲まれた公園です。 この公園の一番の見どころは、なんといっても、国の登録記念物である『熊野の長藤』でしょう。 『熊野の長藤』は、行興寺の北隣にある藤棚で、樹齢約130年、東西約30メートル、南北約15メートルにも及ぶ巨大な藤棚です。 4月半ばから5月上旬にかけて見頃を迎える藤の花は、白と紫の花が咲き乱れ、その美しさは言葉では言い表せません。 甘い香りがあたりに漂い、まるで別世界に来たかのような気分になります。 公園内には、この藤棚だけでなく、他にも様々な種類の植物が植えられており、四季折々の花を楽しむことができます。 また、豊田熊野記念公園には、本格的な能舞台も備えられており、風情ある空間で、伝統芸能に触れることができます。 能舞台は、地元の住民の方々が、伝統芸能を継承するために、大切に管理されています。 公園内には、遊歩道や休憩所なども整備されており、散策や休憩を楽しむこともできます。 春には藤の花、夏には緑の葉、秋には紅葉、冬には雪景色と、一年を通して様々な表情を見せる豊田熊野記念公園は、自然と文化に触れ合える、おすすめの観光スポットです。