夢二の代表作や貴重な資料を鑑賞できる、日本屈指の夢二コレクションを誇る美術館。
夢二郷土美術館は、大正ロマンの代表的な画家・詩人、竹久夢二の作品を約3,000点収蔵する美術館です。夢二が生まれ育った岡山県に、その作品を多くの人に知ってもらいたいという思いから、1966年に開館しました。 美術館の建物は、夢二の生きた時代を思わせるレトロな雰囲気で、館内には夢二の代表作をはじめ、初期作品、挿絵、書簡など、多岐にわたる作品が展示されています。 常設展示では、夢二の代表作である「立田姫」や「秋のいこい」など、夢二が描いた女性の美しさを堪能できます。 また、夢二が晩年に過ごしたアトリエを復元した「少年山荘」も併設されており、夢二の生活空間を間近に見ることができます。 少年山荘では、夢二が実際に使用していた家具や道具などが展示されており、夢二の生活の様子を想像することができます。 さらに、美術館の隣には、夢二が生まれ育った「夢二生家記念館」があり、夢二の生家や少年時代を過ごした部屋などを当時のままの姿で保存しています。 夢二郷土美術館は、夢二の芸術を深く知ることができるだけでなく、夢二が愛した故郷の風景や文化に触れることができる貴重な場所です。 夢二の独特な画風や、当時の時代の空気感を体感しながら、夢二の世界に浸ってみてください。