泉福寺
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国東半島に位置する、歴史ある曹洞宗のお寺。国の重要文化財に指定されている開山堂と仏殿は、静寂の中に凛とした風格を漂わせる。
おすすめポイント
- 国東半島にある六郷満山霊場の寺院の一つ
- 国の重要文化財に指定されている開山堂と仏殿
- 室町時代の建築様式を受け継ぐ貴重な文化財
- 開山堂は、応永年間(1394年-1427年)に開祖無著禅師の墓の覆屋と礼堂を兼ねて造られた
- 仏殿は、大永4年(1524年)建立で、九州では希な室町時代後期の禅宗様仏殿
基本情報
- 住所
- 大分県国東市国東町横手1913 大分県の観光地を探す
- アクセス
- 大分空港から車で25分 ルートを表示
- INFO
- 座禅と写経 1,500円 座禅のみ 1,000円
- HP
概要
泉福寺は、大分県国東市国東町横手にある曹洞宗の寺院で、山号は妙徳山です。永和元年(1375年)に、大友氏の一族の田原氏能が、母の発願によって無著妙融禅師を開山として創建したと伝えられています。天正9年(1581年)にはキリシタン大名である大友義鎮(大友宗麟)による焼き討ちに遭い、開山堂、仏殿(大雄殿)のみを残して講堂等を焼失しました。その後、慶長10年(1605年)に当時中津藩主であった細川忠興によって再興され、江戸時代には九州曹洞宗の総本山として栄えました。国東六郷満山霊場第三十二番、宇佐神宮六郷満山霊場第二十三番です。
泉福寺には、国の重要文化財に指定されている開山堂と仏殿があります。開山堂は、応永年間(1394年-1427年)に開祖無著禅師の墓の覆屋と礼堂を兼ねて造られたもので、墓と木像が安置されています。現存する建物は寛永13年(1636年)に古材を用いて再建されたものです。仏殿は、大永4年(1524年)建立で、九州では希な室町時代後期の禅宗様仏殿です。
境内は、大分県指定史跡に指定されており、静寂の中に凛とした風格を漂わせる、歴史と文化を感じられる場所です。国東半島を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。