薩摩一の宮として崇敬を集める枚聞神社は、朱塗りの社殿が美しく、国の重要文化財に指定されている松梅蒔絵櫛笥など、見どころ満載です。
枚聞神社は、鹿児島県指宿市開聞十町に鎮座する神社で、古来より薩摩一の宮として人々の厚い信仰を受けてきました。創建年代は不明ですが、社伝によれば神代に創建されたと伝えられています。 枚聞神社は、交通・航海の安全や、漁業守護の神として崇敬を集めてきました。特に海上の安全を見守る神様として、地元の人々からは親しまれてきました。 神社の境内には、朱塗りの美しい社殿が建ち、周囲の緑豊かな自然に映えて、その姿は訪れる人々の心を和ませます。また、宝物殿には、国の重要文化財に指定されている松梅蒔絵櫛笥をはじめ、多くの貴重な品々が展示されています。松梅蒔絵櫛笥は、松と梅の蒔絵で飾られた女性用の化粧用具箱で、その精緻な作りは、当時の技術力の高さを物語っています。 枚聞神社は、歴史と自然を感じながら、神聖な空気に包まれた、心身のリフレッシュに最適な場所です。指宿を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。