薩摩一の宮と呼ばれる歴史ある神社で、交通安全や航海安全、漁業守護の神として信仰を集めています。朱塗りの社殿が美しく、周囲の木々の緑に映えて、風光明媚な場所です。
南方神社は、鹿児島県日置市吹上町湯之浦にある神社で、860年従四位に位された大日孁貴命(おおひるめむちのみこと)ほか8柱を祀っています。古くから交通・航海の安全や、漁業守護の神として人々の厚い信仰を集めてきました。薩摩一の宮といわれるように島津藩主の崇敬も厚く、本殿は県の重要文化財にも指定されています。 神社の創建は古く、詳しいことは不明ですが、古文書などから推測すると、平安時代中期にはすでに存在していたと考えられています。 南方神社は、交通安全や航海安全、漁業守護の神として信仰を集めていますが、特に漁業関係者からの信仰が厚く、毎年秋には、豊漁を祈願する祭りが行われています。 また、南方神社は、その美しい景観でも知られています。朱塗りの社殿は、周囲の木々の緑に映えて、風光明媚な場所です。神社の境内には、大きなクスノキやイチョウの木など、多くの樹木が植えられており、四季折々の風景を楽しむことができます。 南方神社は、歴史と自然が調和した、心落ち着く場所です。ぜひ、訪れてみてください。