鎌倉時代初期の建築様式を伝える山門など、歴史的建造物が数多く残る、静寂の空間が広がる寺院です。
常楽寺は、長野県上田市にある真言宗智山派の寺院で、平安時代後期に創建されたと伝えられています。鎌倉時代には源頼朝、室町時代には足利将軍家の祈願所として栄え、多くの歴史的建造物が残されています。特に、国の重要文化財に指定されている山門は、鎌倉時代初期の建築様式を今に伝える貴重な建造物で、その壮大さは訪れる人を圧倒します。山門をくぐり進むと、静寂の空間が広がり、四季折々の花々が咲き乱れる美しい自然に囲まれた境内が広がります。本堂、鐘楼、庫裏など、歴史を感じさせる建造物が立ち並び、静寂の中に凛とした空気が漂っています。都会の喧騒を離れ、ゆったりと時間を過ごしたい方、歴史に触れたい方におすすめです。また、境内には、茶室や庭園もあり、四季折々の風景を楽しむことができます。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉と、一年を通して美しい景色を眺めることができます。茶室では、抹茶やお菓子をいただきながら、静かな時間を過ごすことができます。庭園では、四季折々の花々や緑を楽しむことができます。常楽寺は、歴史と自然、そして静寂が調和した、心安らぐ空間です。ぜひ一度訪れてみてください。