武田信玄ゆかりの古刹で、美しい苔むした参道と枯山水庭園が魅力です。
慈雲寺は、鎌倉時代に臨済宗建長寺派の寺院として創建されました。開山は一山一寧で、信州の触頭となる名刹でした。武田信玄は七世中興天桂玄長禅師に私淑し、寺紋は武田菱です。境内には、応安元年(1368年)の鋳造の梵鐘や、文化5年(1808年)に再建された本堂など、多くの文化財があります。特に、苔むした参道と枯山水庭園は、静寂の世界に包まれ、歴史を感じながらゆったりと散策できます。また、木喰の作である阿弥陀如来立像も、見どころの一つです。慈雲寺は、歴史と自然に囲まれた、心落ち着く場所です。ぜひ訪れてみてください。