加賀百万石前田家の菩提寺として知られる天徳院は、国の重要文化財に指定された五重塔など見どころ満載!
天徳院は、加賀百万石前田家の菩提寺として、1603年に開山されました。その後、前田家歴代藩主の菩提寺として、多くの文化財が寄贈され、現在の姿になったと言われています。 天徳院のシンボルともいえる五重塔は、1630年に建立され、国の重要文化財に指定されています。高さ36メートル、総檜造りの雄大な五重塔は、金沢の街を見下ろすようにそびえ立ち、遠くからでもその存在感を感じることができます。 また、天徳院には、前田家ゆかりの品々が数多く展示されています。前田家初代藩主前田利家の肖像画や、二代藩主前田利長が愛用した茶道具など、貴重な資料を見ることができます。 天徳院の庭園は、池泉回遊式庭園で、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。春には桜、秋には紅葉など、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。 天徳院は、金沢の歴史と文化を感じることができる貴重な場所です。静寂の中で、歴史に思いを馳せ、心落ち着くひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。