福井の春を代表する桜の名所!全長2.2kmに渡って咲き誇る桜のトンネルは圧巻!
足羽川桜並木は、福井市の中心を流れる足羽川沿いに約600本の桜が咲き乱れる、まさに圧巻の桜並木です。その歴史は、昭和27年の福井復興博覧会にまで遡ります。市民から集めた浄財によって植樹されたこの桜並木は、災害復興のシンボルとして、多くの人々に希望を与えてきました。 全長2.2kmにわたって続く桜のトンネルは、春の訪れを告げる福井の象徴的な風景であり、毎年4月上旬~中旬には、桜の満開に合わせて「ふくい桜まつり」が開催されます。 桜まつり期間中は、足羽川桜並木に屋台が軒を連ね、賑わいを見せます。桜の花を眺めながら、福井の美味しいグルメを楽しむのは格別です。また、夜には幻想的なライトアップが実施され、昼とはまた違った表情を見せる桜並木を鑑賞できます。 足羽川桜並木周辺には、福井城址や足羽山公園など、歴史や自然に触れることのできる観光スポットも数多く存在します。福井城址は、徳川家康の次男・初代福井藩主・結城秀康が1606年に築城した、約270年間にわたり越前松平家の繁栄の舞台となった名城です。天守台跡からは、桜並木と福井市街を一望することができます。 足羽山公園は、標高116.4mの足羽山に位置し、桜やアジサイの花が咲き乱れる、自然豊かな公園です。園内には、ミニ動物園や遊園地も併設されており、小さなお子さん連れでも楽しめます。 足羽川桜並木は、桜の美しさだけでなく、歴史や文化、自然に触れることのできる、魅力あふれる観光スポットです。福井を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。