黒潮と冷たい大気の境目に光が反射して生まれる幻想的な“だるま”夕日は、まさに奇跡の光景。 ひと冬のあいだにわずか10回ほどしか見られない、貴重な自然現象です。
宿毛湾のだるま夕日は、11月初旬から2月中旬にかけて見られる、蜃気楼の一種です。 黒潮から立ちのぼる温かい水蒸気と冷たい大気との境目に光が反射して起こるこの神秘の現象は、ひと冬のあいだに20回程度。しかも、完璧な”だるま”になるのはそのうちわずか10回ほど。 いつも見られると限らない「だるま夕日」を、人はいつしか「幸運の夕日」と呼ぶようになりました。 だるま夕日を見るためには、日没の30分前には海岸に到着することが大切です。 太陽が“だるま”になるのは夕日が海にかかる前のわずか3分間。 だるま夕日を最初から最後までご覧いただくためにも、時間に余裕を持って到着しましょう。 宿毛湾には島が多く、日の入りの角度によって見えるポイントが変わります。 参考リンク「日の出日の入時刻方角マップ(外部リンク)」をご利用ください。 宿毛湾のだるま夕日は、自然が織りなす奇跡の光景。 ぜひ、あなたの目でその神秘を確かめてみてください。