山深い渓谷に架かる、木と蔓でできた伝統的な吊り橋。2本の橋が並んでいる姿は圧巻で、まるで夫婦のように寄り添う姿は、訪れる人の心を和ませる。
奥祖谷二重かずら橋は、徳島県三好市東祖谷菅生にある、祖谷渓の深い谷間に架かるかずら橋です。この橋は、古くから地元の人々の生活道路として利用されてきました。橋は、太い蔓をねじり合わせて作られており、その歴史は古く、平家一族が馬場での訓練に通うため、また、追ってを防ぐためいつでも切り落とせるように架設したと伝えられています。そのため、男橋と女橋とも呼ばれ、夫婦橋とも呼ばれています。 奥祖谷二重かずら橋は、現在では貴重な文化遺産として、多くの人々を魅了しています。橋を渡ると、足元が少し揺れるので、スリルを味わえます。しかし、その揺れは、自然と一体になったような感覚を与えてくれるでしょう。また、橋の上からは、祖谷渓の雄大な景色を一望でき、心に残る絶景を堪能できます。 奥祖谷二重かずら橋は、山深い渓谷の自然の中に佇む、歴史あるかずら橋です。自然と歴史に触れられる貴重な体験を提供してくれる、おすすめの観光スポットです。