祖谷渓の深い谷間に架かる、伝統的なかずら橋。 木と葛で作られた橋は、揺れるたびにスリル満点! 自然の中に溶け込む姿は、まさに絶景です。
祖谷のかずら橋は、徳島県三好市にある、祖谷川に架かるかずら橋です。 古くから人々の生活道路として利用されてきた歴史を持つかずら橋は、今では貴重な伝統文化として、多くの観光客を魅了しています。 橋は、太い木の幹を支柱とし、そこに葛のツルを巻き付けて作られており、長さ42m、幅2m、水面からの高さ12mあります。 橋を渡る際は、足元が揺れるため、スリル満点です。 また、橋の上からは、祖谷渓の雄大な自然を一望できます。 祖谷のかずら橋は、自然と歴史が融合した、貴重な観光スポットです。 祖谷のかずら橋は、平安時代に、この地を治めていた平家一族が、馬場での訓練に通うために、追っ手を防ぐためにいつでも切り落とせるように、葛のツルで作ったという伝説があります。 また、江戸時代には、木挽や漁師が、この橋を使って川を渡っていたそうです。 現在のかずら橋は、10年に一度、新しい葛のツルに交換されます。 葛のツルは、地元の住民が、山から切り出してきて、手作業で橋に巻き付けます。 そのため、かずら橋は、地元の人々の生活と密接に関わっています。 祖谷のかずら橋は、自然の力と人々の知恵が作り出した、貴重な伝統文化です。 ぜひ、訪れて、その魅力を体感してみてください。