松坂城跡は、戦国時代の武将・蒲生氏郷が築城した城跡。今も残る壮大な石垣は、その力強さと美しさを感じられます。
松坂城跡は、三重県松阪市にある国の史跡。1588年に、織田信長、豊臣秀吉に仕えた名将・蒲生氏郷によって築城されました。氏郷は、卓越した築城技術を持つことで知られており、松坂城築城にもその力量を発揮しました。城跡は、現在は石垣のみが残っていますが、その壮大さは圧巻です。特に、安土城の築城にも携わった氏郷の地元近江の石工集団穴太衆が築き上げた石垣は、その技術力の高さを今に伝えています。松坂城跡は、緑豊かな公園として整備され、石垣や天守台跡などを散策することができます。また、公園内には、松阪城の歴史や文化を伝える資料館も併設されています。資料館では、城の模型や当時の暮らしを伝える資料などを展示しており、松阪城の歴史をより深く知ることができます。松坂城跡は、歴史好きはもちろん、美しい石垣や緑豊かな公園を散策したい方にもおすすめです。周辺には、松阪城の城下町として栄えた街並みが残っており、歴史を感じながら散策するのもおすすめです。