白山や白川郷の絶景を望む、全長33.3kmの観光道路。ブナ原生林や高山植物など、雄大な自然を満喫できます。
白山白川郷ホワイトロードは、石川県白山市と岐阜県大野郡白川村を結ぶ全長33.3kmの有料道路です。白山国立公園特別地域を通るルートで、石川県と岐阜県を直結する唯一の自動車道路です。1977年に開通したこの道路は、白山山麓の豊かな自然を満喫できる観光道路として、多くの観光客に親しまれています。 白山白川郷ホワイトロードの最大の魅力は、何と言っても雄大な自然と絶景です。霊峰白山の北側を走り、標高600-1,450mのあいだを走り抜けることができます。車窓からは、ブナ原生林の樹海や高山植物など、変化に富んだ景色を楽しむことができます。特に、紅葉シーズンには、白山や白川郷を包み込む雲海が出現し、幻想的な景色を望むことができます。また、沿道には数多くの滝があり、その迫力ある水しぶきを間近で感じることができます。 石川県側には、落差86mのふくべの大滝をはじめ、変化に富んだ7つの滝が沿道にあり、蛇谷渓谷の深いV字谷の断崖絶壁に沿って走っています。県境の国見山や三方岩岳越えの区間は高度を稼ぐために、大きく回り込むようにつづら折れの道路となっています。岐阜県側には、世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」で知られる白川郷があり、白川郷展望台からは白川郷の集落を一望できます。 白山白川郷ホワイトロードは、自然と触れ合い、雄大な景色を満喫できる観光道路です。ドライブはもちろん、ハイキングやサイクリングなども楽しめます。四季折々の表情を見せる白山白川郷ホワイトロードに、ぜひ一度訪れてみてください。