樹齢1800年を超える巨木!その圧倒的な存在感は、まさに圧巻!
石徹白の大杉は、岐阜県郡上市にある国の特別天然記念物に指定された巨大なスギの古木です。樹齢1800年を超え、白山国立公園内にあり、白山信仰の修験道(美濃禅定道)沿いに位置しています。白山を開山した泰澄上人が使用していた杖がこの大杉になったという伝承も残っています。 石徹白の大杉は、その圧倒的な存在感で訪れる人を魅了します。樹高24m、幹囲目通り14mという巨木は、まさに自然のパワーを感じることができます。幹の半分は枯れてしまっていますが、残りの半分は力強く生き続けており、生命の力強さを感じることができます。 石徹白の大杉は、白山国立公園内にあることから、豊かな自然に囲まれた環境にあります。大杉の周辺には、ブナ林が広がり、清流が流れ、まさに日本の原風景を感じることができます。 石徹白の大杉を訪れる際は、駐車場から大杉までは約300m、標高差で約90mの急坂を登る必要があります。石とコンクリートによる420段の階段が設けられているので、体力に自信がない方は注意が必要です。しかし、その苦労を乗り越えて大杉にたどり着けば、その壮大さに感動すること間違いなしです。 石徹白の大杉は、白山信仰の歴史を感じることができる場所でもあります。白山信仰は、古くからこの地域に根付いており、石徹白の大杉もその信仰の対象として大切にされてきました。大杉のそばには、白山中居神社があり、こちらも合わせて参拝してみてはいかがでしょうか。 石徹白の大杉は、自然のパワーを感じ、生命の力強さに触れることができる場所です。ぜひ、一度訪れてみてください。