松本城のすぐ近くにある、歴史と文化が香る商店街。レトロな街並みを散策しながら、個性的なお店巡りを楽しもう!
松本城の南に位置する「縄手通り」と「中町通り」は、かつて城下町として栄えた松本市の歴史を感じられるエリアです。明治以降に松本城下の南端の外堀を埋め立てて盛り場と化し、多くの露店が軒を連ね、終戦直後には闇市が立ったそうです。その後、2001年に全面改装され、昔の町並みを再現した下町風情あふれる商店街として生まれ変わりました。 縄手通りは、女鳥羽川沿いにあり、メインの入り口である大名町側には大手交番、がまざむらい像があります。少し内部に行くと公衆トイレ(景観のため江戸時代の建物のようなつくりになっている、北側)や、花屋、おもちゃ屋などの商店があります。そこから少し行くと幸橋(南側)、幸橋のたもとに親水公園、橋の向かいに四柱神社(北側)があります。 四柱神社から一ツ橋までは、食品・雑貨を扱う店が多くなります。中でも、焼芋を売る三松屋(北側)はテレビで何度も紹介された名店として知られていましたが、残念ながら2007年に閉店してしまいました。 一ツ橋から終点までは、レストランが目立つようになります。さらに少し行くとナワテ横丁(北側)があり、婦人服を扱う店や青果店などが見られます。公衆トイレ(南側)があると縄手通りは終わり、南側は中の橋、北側は上土町となります。 一方、中町通りは土蔵造りの建物が多く、レトロな雰囲気漂うおしゃれなカフェや雑貨店、伝統工芸品店などが軒を連ねています。 縄手通りと中町通りは、歴史と文化を感じながら散策できる、魅力的なエリアです。松本城を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。