神秘的な雰囲気漂う、富士山の溶岩が作り出した広大な原生林。
青木ヶ原樹海は、富士山の北西山麓に広がる広大な森で、約1200年前に起きた貞観大噴火によって流れ出した溶岩が冷え固まって形成されました。樹海は、静寂の世界が広がり、神秘的な雰囲気に包まれています。樹木は溶岩の上に根を張り、独特の景観を作り出しており、その神秘的な雰囲気から、古来より様々な伝説や言い伝えが残されています。樹海内には、溶岩洞窟と呼ばれる、溶岩が冷え固まる際にできた空洞が多数存在します。その中でも、富岳風穴や鳴沢氷穴など、観光客に公開されている洞窟もあり、内部には氷柱や溶岩棚など、自然の造形美を見ることができます。青木ヶ原樹海は、自然の力強さと美しさを体感できる、貴重な場所です。遊歩道が整備されているので、安全に散策を楽しむことができ、様々な種類の植物や、洞窟などの地形を見ることができます。また、富士山や西湖など、周辺には美しい景色を望むことができるスポットも多く、豊かな自然を満喫することができます。