日蓮宗の総本山、日蓮聖人の遺骸が安置されている寺院。雄大な山門や歴史ある建物が魅力。
身延山久遠寺は、山梨県南巨摩郡身延町にある日蓮宗の総本山です。1281年に日蓮聖人が亡くなった地とされ、聖人の遺骸が安置されています。久遠寺は、日蓮聖人によって開かれた寺院であり、日蓮聖人の教えを伝える重要な場所として、古くから多くの信者を集めてきました。境内には、壮大な山門や本堂、五重塔などの歴史的な建造物が立ち並びます。山門は、高さ約16m、幅約12mの巨大な楼門で、天保年間(1830~1843年)に再建されたものです。本堂は、日蓮聖人の遺骸が安置されている場所であり、多くの信者にとって聖地となっています。五重塔は、日蓮聖人の弟子である日興上人によって建てられたもので、鎌倉時代の建築様式を伝える貴重な建造物です。久遠寺には、日蓮聖人の生涯を伝える史跡や貴重な文化財が数多く残されています。また、周辺には、日蓮聖人ゆかりの場所や、自然豊かな山々が広がり、散策を楽しむことができます。久遠寺は、日蓮聖人の教えを学び、歴史に触れ、自然と触れ合うことができる、心身ともにリフレッシュできる場所です。